2017/12/19
現在、ASUS主催のイベント「ZenTour」で頂いたZenPad S 8.0を使用しています。
1本めは、開封の儀的なざっと印象を書いたものでしたが、今回は趣向を変えて、春の蓼科に行ってきた際に活用して思ったことをレビューしていきます。
タブレットも買うなら良いものを!ZenPad S 8.0、ファーストインプレッション | どらのガジェット日誌
今回は、まずZenPad S 8.0の使ってみての第一印象を書いていきたいと思います!http://do…
地図が見やすい
僕は、時々まあ縁あって蓼科の方に行くのですが、その際によく道無き道を進むトレッキングを楽しみます。そして、その際に欠かせないのが、記事冒頭にあるような地形図。
登山をする方などであれば、ご存知かと思いますが、何も目印もないところではGoogle Mapsなんぞ役に立たず、標高線や登山道が書いてある国土地理院発行の地形図がとても役に立ちます。
ただ、目印がない以上、現在の標高・方角を頼りに現在地や向きを考える必要があるので、慣れないと結構大変。そんな時に役立つのがこのアプリ。iOS版もあります。
こちらのアプリであれば、先ほどの紙と同じ国土地理院の地図を表示できます。また、キャッシュしておくことで電波状況の悪い場所だったり、今回のZenPad S 8.0のようにWi-Fiタブレットの場合は、スマホでテザリングすること無く、快適に閲覧できます!
今回は、なぜか一括キャッシュの機能が使えなかったので、直前に歩くであろうエリアを表示→拡大縮小し、閲覧キャッシュをためておきました。赤枠で囲ったボタンを押すと、記録が開始されます。あとはひたすら歩くのみ。
このような景色の中を歩いて…帰ってきて記録を停止するとこのように通ったルートや距離、時間…様々な統計情報が簡単に見やすく表示されます!
写真はイマイチ…
歩いてて素晴らしい景色に出会うと…そう、写真を撮りたくなりますよね。僕は、カバンに一眼レフ、ズボンのベルト通しにケースに入れたコンデジ(XQ1)を引っさげて、割とガチなスタイルなんですが、スマホで済ます方も最近多いはずです。
休憩時にZenPad S 8.0でも写真を撮ってみました。こんな感じ。(右はXQ1で撮影)
うーん…正直イマイチです。iPadだと案外きれいに撮れるらしいので、タブレットにしては高い部類に入るこの機種もそれなりに良いかなと思ったんですが、これはやはり書類撮影以外にはあまり使えなさそうです。
スマホとの併用で威力を発揮しそう
ただ、今回使ってみて思ったのは、いくら8インチとはいえ「タブレットはデカイ」ということ。ポケットからさっと取り出せるiPhoneに比べると、やはり取り出すのはちょっと大変です。(ましてや登山となれば更に厳しい)
そこでおすすめしたいのは、スマホとタブレットを併用する方法。タブレットで記録を取り、スマホは随時現在地を確認するのだけに使うということです。
こうすることで、スマホの電池持ちも改善しますし、休憩時などにタブレットでルートが正しいか確認できます。
まとめ
今回、ZenPad S 8.0をアウトドアで活用してみて、GPS・コンパスがしっかり搭載されており、紙の地図に近い大きさで地図が確認でき、非常に便利でした。
バッテリーの持ちも悪くなく、約7時間40分で65%→36%と、4%弱/hの消費でした(記録中Wi-Fiはオンですが接続なし、数回地図確認)ので、もっと頻繁に確認したり、長い行程でも安心して記録できそうです。
今までタブレットを持っていたけど、アウトドアで活用してなかった方の参考になれば嬉しいです。次回は、約一ヶ月使用しての感想、Z Stylusについての記事を書きたいと思います。それではまた!