2017/12/19
先日、orefolderさん主催のInateck製品が当たるキャンペーンがありました。
何気なくRTしたところ、300RT以上の中から運良く当選し、イヤホンを頂いたのでレビューしたいと思います。
開封の儀
今回頂いたイヤホンは、Inateck社製の「有線 Ariesイヤホン BH1101B」というモデルになります。
箱の裏面を見ると何やら星座が描かれており、開封前から何やらワクワクさせてくれます。
内箱を引っ張りだすと、中身が出てきます。「Tear to open」と側面に書いてありましたが、ピリピリやらなくて大丈夫。
箱を開けると、まずはケースに入った本体とご対面。ケースの大きさは、コンパクトデジカメXQ1より少し大きい程度。
中は柔らかい素材になっていて、イヤホン以外を入れるのにも使えそう。
箱から他の中身を出した様子がこちら。以下のものが入っていました。
- マニュアル
- イヤーピース(小と大)、服に挟むクリップ
- 航空機用変換プラグ
- イヤホン本体
航空機用変換プラグが入ってるのは珍しいですね。それではイヤホン本体を見ていきます。
イヤホンの外観レビュー
このイヤホンを手にとってまず目を引くのが、木材を使用したデザイン。
カナル型で、耳へフィットするタイプなため、耳垢掃除は必要です(笑)
また右耳側にリモコンが付いており、一時停止/再生が行えます。
マイクもついているので、ハンズフリー通話も可能だと思われます。
接続部は、一部網目のような模様がついており、これによって抜き差しが確かにやりやすく感じます。
L字型プラグではありませんが、それなりに耐久性もありそう。
L/R表示は、少しわかりづらいです。赤丸で囲った部分に書いてありますが、光に当てないとわからない上、パット見で判別するのは難しいです。リモコンがあるほうが右耳と覚えましょう。
肝心の音質は?
それでは、実際に使ってみて音についての感想を。
【使用環境】
再生機器: ウォークマンNW-S774、iPhone 6s
ジャンル:洋楽/邦楽ポップスなど
まず、開封して一番に聴いてみました。最初の感想は、「なんかスカスカしてる…」
音が低中高域に関わらず、なんか中身が詰まったように聞こえません。
「やはり価格相応か…」と思いかけましたが、とりあえずイヤホンレビューなどで皆さんよくしている「エージング」(イヤホンで数十時間音楽を流しておくこと)をしてみました。
おおよそ12時間ほどウォークマンでランダムリピートし、次の日に通学中に使ってみました。
エージング前よりもかなり中高域がはっきりと出るようになりました。
その後、実際にしばらく使ってみて、
- 中高域はクッキリ鮮やか。解像感も中→高音域にかけて充分高い。
- 低音域が不思議なほどでない。でも音楽的に悪くない。
- 遮音性は普通。電車のアナウンスは聞こえるので個人的にちょうどよい。
歩くときは片耳外そうかな、くらい。 - 音漏れは、通常の音量で使用する限り、気になりませんでした。
というような感想を持ちました。
特に面白かったのが、「低音域が全然出ないけど、聴いていて心地いい」ことです。
僕はたまにロック系(ONE OK ROCK、SPYAIR、RADWIMPSなど)も聴くのですが、バスドラムやベースがズンズン来る感じが全然しません。普段ドンシャリ系のウォークマン付属イヤホンを使っているせいもあるのですが、新鮮でした。
これは一見欠点のようにも見えるのですが、実はそうでもなく、音全体でのバランスはある程度取れているので、通勤通学時に長時間聴き流す場合でも、聴き疲れしにくいというのは大きなメリットでもあると思います。
まとめ
棚から牡丹餅というか、運良く頂いた今回のイヤホンでしたが、木材を使用したデザインのなかなかユニークなものでした。
iPhone付属のEarPodsなどから、音漏れしづらい同価格程度のイヤホンを探している方にはぴったりだと思います。
気になった方は、以下から購入できます。